◆2023年9月1日、岐阜県の古田肇知事がハンガリー国騎士十字功労勲章を受章されました

 岐阜県は長年にわたりハンガリーと活発に交流しています。岐阜県ハンガリー友好協会と岐阜県教育文化財団が主催する「ぎふ・リスト音楽院マスターコンサート・マスターコース」は1995年より毎年開催されています。また、ともに陶芸が盛んなこともあり、2021年9月には、岐阜県とハンガリーのヘレンド社の友好協力に関する覚書が締結され、今年は陶芸展が岐阜県多治見市およびヘレンド社で開催されました。これらの功績が認められ、2023年9月1日、ハンガリーの国会議事堂において、古田知事にハンガリー国騎士十字功労勲章が授与されました。写真は、その後、古田知事と当協会の山田實紘会長がリスト音楽院を訪れた際のものです。

 

◆岐阜県ハンガリー友好協会とは…

 ハンガリーが大好きな人が集まり、1994年10月に設立しました。
 ハンガリーとの交流を深めるため、2つの大きな活動をしています。

1.ハンガリーの夕べ

(大使と大使館料理長を迎え、ハンガリーの音楽、食事、ワインに酔う楽しいパーティ)

2.ぎふ・リスト音楽院マスターコース・マスターコンサート

(音楽家の育成・愛好家の拡大・国際交流を目的に開催する全国的な音楽事業)

 この他、ソフトピアジャパン(岐阜県大垣市)とブダペスト工科大学(ハンガリー・ブダペスト)との共同研究、美濃焼(岐阜県多治見市)とヘレンド(ハンガリー・ヴェスプレーム)との交流などを提案し、その橋渡しをしています。
 また1996年には、ハンガリー建国1100年を記念し、ブダペストに日本の桜を初めて植樹しました。さらに、友好時計を贈り、市民の憩いの場を造りました。1998年には、ヨーロッパピクニック計画10周年を記念し、ショプロン市郊外の現場に平和の聖地として「水のみ場」を設け、歴史の転換点をつくった偉業を讃えています。こうして、ハンガリーは、最も近い国となっています。