写真:冒頭のコンサートの様子

写真:会場の様子

 4月17日(金)午後6時30分から岐阜グランドホテルにおいて、恒例となった「ハンガリーの夕べ」を、岐阜県ハンガリー友好協会15周年、日本とハンガリーの国交樹立140周年、国交回復50周年を記念して開催し、100人余りのお客様でにぎわいました。この「ハンガリーの夕べ」は、食も文化として始めたもので、大使と大使館料理長をお迎えし、大使を囲んでハンガリー料理とワインを楽しみながら交流を深めるものです。
 今回は、交流年を記念して「寿の交流」をテーマにして開催しました。最初に、マスターコース5回生のピアニスト松井静江さん(中津川市)と、ファルヴァイ教授に師事をしているピアニストの五島史誉さん(大垣市)、留学中、当協会が企画したフレンドシップコンサートに参加したヴァイオリニスト浅野未希さん(大垣市)、マスターコース9回生で、去年帰国したチェリスト市古洋子さん(愛知県碧南市)の4人の音楽家によるコンサートを楽しみました。プログラムは、「狂詩曲特集」としてバルトークの狂詩曲第1番、ポッパーのハンガリー狂詩曲、リストの狂詩曲第2番とし、後半は、ブラームスの「ハンガリー舞曲」の第5番と第6番を演奏し、特徴ある選曲で交流年をお祝いしました。
 演奏後は、山田会長の挨拶に続いてボハール大使、古田知事から御挨拶を受け、協会東濃支部長で陶芸家の加藤幸兵衛さんの発声のもと、来月ハンガリーで開催する「陶芸展」への思いと共に乾杯となりました。この夜の料理は、大使館のヴィクトル・モルドバン料理長とホテルの松山均料理長の二人の料理長が、それぞれ腕を振るった料理が交互に出され、日本とハンガリーの料理のコラボレーションを楽しみました。なおこの料理は、ボハール大使より「ブダペストメニュー」と命名され、今年度中、岐阜グランドホテルにて食べることができます。
最後に、ボハール大使から古田知事、山田会長、纐纈理事へ、ハンガリーとの交流に対する努力に感謝して表彰状と記念メダルが贈られました。こうして、15回目のハンガリーの夕べは、ハンガリーの音楽と料理とワインに浸りながら更けていきました。

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